夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-08

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精神疾患の孤独



 精神疾患の患者というものは、常に、孤独がつきまとう。
発病の原因自体が孤独にあると思われる。
常套句として、「ストレスが原因だ」と言われてはいるが、同程度のストレスを受けていても、発病しない人も多数存在する。
そのストレスを吐き出すことのできない人が、病気に至るのだろう。
ストレスを吐き出すためには、相手が必要だ。
真剣に、悩みを聞き、辛さを肯定し、寄り添い、うなづいてくれる人が、1人でもいれば、ここまで、重篤な病気にはならなくて済んだかもしれない。

また、不幸にして発病してしまい、精神科医にかからなければならなくなったとしても、精神科医も、また、味方とは言えない。
なにしろ、精神科医で、精神疾患を経験したことのある人は、皆無に近いと思われるからだ。
内科や外科の医師なら、ある程度、その患者の痛みを想像することは可能だが、精神科医には、それはできない。
また、育ってきた環境や、今の生活環境、家族との軋轢など、知るよしもなく、ほとんどの医師が、それを患者に尋ねることもない。
ただ、診察した時点で、認められる症状を緩和するために、投薬すること、それのみである。

カウンセラーなら、悩みを打ち明けられるかというと、それもまた、なかなか難しい。
某私立大学付属病院の心療科で、カウンセリングを受けたこともあるが、立派な大学で心理学を修めたであろう、とても人生経験豊富とは言いがたい若いきれいな女性のカウンセラーと相対し、一体何を理解してもらえるというのであろう。
半世紀、人生の苦難と闘い、疲れ果てた、このオバサンの何を理解してもらえるのだろう。

そして、何よりも患者を孤独にさせるのは、その家族の無理解である。
発病しても、まず、病だと信じてもらうまでに、数年間を要することも、多々あると思われる。
さらに、原因が、その家庭自体に他ならない場合、家は、もはや安寧の地ではなくなっている。

最後に、患者自身が、執拗なまでに、自らを責め、卑下し、自虐し、いよいよ、底なしの孤独へと追い込んでしまうのだ。

今から振り返れば、あの大量の抗鬱剤は、何種類もの安定剤は、眠剤は、本当に必要だったのだろうか?

会いたくない人には会わず、聞きたくない言葉は聞かず、できないことは無理にせず、静かな環境と、無条件に受け入れてくれる誰かがいれば、症状は、自ずと改善されるのではなかろうか?

そういう治療を考えてくれる医師、もしくは医療機関の皆無であることが、嘆かわしい。
いや、薬を大量に処方しなければ、立ち行かない今の医療のあり方そのものが、もはや、殺人にも匹敵する罪だと言う他はない。

今、目の前に、「私は、精神疾患かもしれない」と言う人がいたら、「安易に抗鬱剤を飲まないで!」と、「最低限の投薬で、治療にあたってくれる医療機関を探してください」と、声を大にして訴えるだろう。
これを、飲み始めた時点で、病と薬という2つの敵と闘うはめになるのだから・・・



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断薬


 3錠飲んでいた抗鬱剤ジェイゾロフトを、徐々に減らし、ついに7月4日から、完全に断つことができた。

14年前、発病し、以来1日たりとも、抗鬱剤を飲まない日はなかった。
長年、パキシルのお世話になり、その半端ない副作用の苦しみも、散々味わってきた。
45kgだった体重は、あっという間に、74kgまで増えた。
便秘、胃腸障害、膀胱炎・・・などなど、繰り返し、何度救急外来へ駆け込んだことだろう。
もはや、何が病気の症状で、何が副作用なのか、判別さえできない。

病院を変わること、5回。
やっと、副作用を肯定してくれる今の医師に出会い、3年程前に、パキシルからジェイゾロフトに変えてもらった。
変えてから、1ヶ月で、体重は、10kg落ちた。

発病時、パキシルを上限の4錠、処方され、3錠までは減らせたのだが、長年服用してきた結果、減薬の際、ひどい離脱症状を起こすことになった。
ジェイゾロフトに変えてからも、状態が少し良くなる度に、減薬を試みたが、あまりにも苦しい離脱症状によって、また元の量に戻さざるを得ないということの繰り返しだった。
が、ここへきて、どういう変化が起きたのか、2ヶ月程で、3錠のジェイゾロフトを断薬することに成功した。

しかし、以前よりは軽いとはいえ、離脱症状は、やはりある。
それを、安定剤2種類で、なんとかしのいでいる。
また、神経性の胃腸障害には、半夏瀉心湯を服用している。

死ぬまで、飲み続けなければならないという諦めと覚悟を固めていたのだが、抗鬱剤なしで生活するという夢のような状況に、今はある。

さて、いつになったら、この薬の成分が、完全に私の体内から、消えてくれるのだろうか?
半年?1年?・・・まったく予想できない。
私の闘いは、まだまだ、終わらない。

快感!!!



今、私は、やりたいことを、すべてやっている。

夫や仲間たちと、カラオケを楽しんでいる。

短歌の先生をしている。

油絵を描いている。

アクセサリーを手作りしている。

ミシンがないので、手縫いで、服を作っている。

庭をハーブガーデンにしている。

そのハーブたちを使って、化粧水やハーブティーを作っている。

大好きな東京へ、3度、一人旅をした。

エレカシと斉藤和義のライブに行った。

ずっと飼いたかったオスの黒猫を飼っている。

私の絵や短歌を、理解し賞賛してくれる人に出会えた。

いつでも、どこでも、誰にでも、本音で話している。

自分自身を晒け出している。

私は、やっと、私になれた。

快感!!!




Diary




I went to hair salon at afternoon.
My hair became clean and nice dark brown.
I ate Unagidon in near Japanese restaurant .
After it, I bought some foods.
I came back to home at p.m.7.
I am very tired.
Now, I want to sleep.



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フラッシュバック




夜半に、突然、目が覚めた。

と、同時に、胸に違和感を感じた。

苦しい・・・

いつもの不安発作とも、少し違う、

心臓が、重くなり、動きが鈍くなったような、

不思議な感覚。

しばらく、じっとしていたが、治まる気配はない。

このまま、心臓が止まるのではないか?

という恐怖に襲われた。

急いで、起き上がり、安定剤を飲んだ。

体が動かせることがわかって、ほっとした。

そのまま、再び、眠りに落ちた。

朝、目覚めると、あの違和感が、まだ居座っている。

また、安定剤を飲む。

これは、一体何だろう?

とりあえず、トーストをココアで流し込む。

具合が悪い時には、ココアを飲むことにしている。

つらつら考えてみるに、原因が思いつかない。

特別、緊張を強いられることもなかったし、

疲れ過ぎる程、動いてもいない。

ふと、PCの右下に、目をやると、2013/12/29。

あっ!

私にのみ起きる不安発作。

年末年始症候群だ。

結婚以来、年末年始程、過酷な時期はなかった。

鬼と化した母が、これでもか、これでもか、と、

次々に用を言いつける。

私が、11月頃から、少しずつやってきた、

家中の掃除のあら探しを始める。

自らも、狂ったかのように、あちこち掃除して回る。

それも、まだ、やりかけのまま、

おせち料理の材料の買い出し、

ダンボール箱いっぱいの、肉、魚、野菜、おもち・・・

30日まで、目一杯、掃除、洗濯に追われ、

いよいよ、大晦日には、朝から、台所に立ちっぱなしだ。

7人家族のおせち、酒のつまみ、お雑煮の準備。

毎年、この時期には、神経性胃炎を起こしていた。

横になって、休んでいると、枕元から、

仁王立ちの母の怒声が浴びせられる。

なんとか、かんとか、お正月の用意を終えるのが、

ちょうど、除夜の鐘と、ほぼ同時である。

そこで、すかさす、夫から、年越しそばはまだ?

という声。

その頃には、母は、疲れて、さっさと寝ている。

家族みんなに、年越しそばを食べさせ終えた頃、

テレビでは、もう新春の番組が始まっている。

三が日も、ゆっくりすることはできない。

朝から、お雑煮、お屠蘇、おせち。

それが、3日間続く。

家族が一日中いるので、洗い物も半端ない。

2日には、もう、洗濯もしなければならない。

母は、パジャマのまま、まだ、壁の拭き掃除を、

したりしている。

この年末年始の間中、神経性胃炎が続く。

そんなことを、何年も経験してきた。

発病以来、一切、おせちもお雑煮も作っていない。

いや、作れないし、作らなくても許される。

もう、忘れていたほずの、記憶が、

きっちり、年末のこの時期に、フラッシュバックしたようだ。

さても、人間の神経というものは、複雑怪奇だ。

今年は、息子が、あちこち、ピカピカに磨いてくれている。

申し訳ないとは思うが、任せてしまおう。

三が日が終わるまで、休むことが、私の仕事と思おう。




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テーマ:パニック障害(PD) - ジャンル:心と身体

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プロフィール

昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
などと闘ってきました。


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