夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-10

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挫折



 断薬したと、大見得を切ったものの、なんと2週間そこらで、私は挫折してしまった。
7月7日~19日まで、抗鬱剤ジェイゾロフトは、全く飲まなかった。
が、離脱症状は、日を追うごとに、加速度的に激しさを増していった。
毎日、食欲はなく、何を食べても、下痢をした。
動悸、息切れ、めまい、頭痛、いわゆるシャンビリとかいう感覚が脳を刺激する。
始終イライラ、ソワソワ・・・焦り、落ち着かず、最後には、全く、トイレに行く以外、何もできず、ただただ、ベッドに横たわり、苦痛と闘うだけという有り様となり、これでは、日常生活さえも、おぼつかない。
あまりの苦しさに耐えかね、ついに、ジェイゾロフト半錠を飲み下した。
ああ、なんという悔しさ。

とりあえず、今後の薬の量をどうするか、考えてみた。
半夏瀉心湯  昼・夕  1包
ソラナックス  昼・夕  0.4mg
ジェイゾロフト   夕  6.25mg
ロンラックス(メイラックス)  4日に一度 0.25mg
以上の処方でいいでしょうかと、主治医に尋ねてみた。
「すばらしいですね。
よくがんばりましたね~」
と、私の努力をねぎらってくれた。
夫も、同じことを言ってくれた。

しかし、まあ、あの苦しさといったら、半端ない。
暑い盛りが過ぎるまで、当分、このままでいこう。
やるだけはやったのだ。
4ヶ月前までは、ジェイゾロフト75mg、ロンラックス1mgを毎日飲んでいたのだ。
大変な進歩であることは、確かであろう。

抗鬱剤に替わるものを、漢方などで、探しまくってみたが、なかなかそれは難しいことだとわかった。
結局は、ドラッグストアで勧められた正官庄という高麗人蔘の錠剤を買って、基礎体力、基礎代謝を上げ、血行を良くし、根本的な体質改善に取り組むことになった。
あとは、歩くために、足の手入れをすることにした。
私の足は、親指の爪が厚く固くなり、靴に圧迫されると痛むのである。
足の形も、一般的な靴では合わず、歩くことそのものが不自由になってきている。
これをなんとか改善して、なるべく快適に歩けるようにしたい。

あれこれと考えながらも、あまりの猛暑に、エアコンの部屋に引きこもっている。
そして、何もできなかった日の夕方には、なんとも言えない自己嫌悪にさいなまれてしまう。
それでも、以前ほどには、自分を責めなくなった。
いつか、いろんな事ができる日が来ると、今は信じている。
      



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精神疾患の孤独



 精神疾患の患者というものは、常に、孤独がつきまとう。
発病の原因自体が孤独にあると思われる。
常套句として、「ストレスが原因だ」と言われてはいるが、同程度のストレスを受けていても、発病しない人も多数存在する。
そのストレスを吐き出すことのできない人が、病気に至るのだろう。
ストレスを吐き出すためには、相手が必要だ。
真剣に、悩みを聞き、辛さを肯定し、寄り添い、うなづいてくれる人が、1人でもいれば、ここまで、重篤な病気にはならなくて済んだかもしれない。

また、不幸にして発病してしまい、精神科医にかからなければならなくなったとしても、精神科医も、また、味方とは言えない。
なにしろ、精神科医で、精神疾患を経験したことのある人は、皆無に近いと思われるからだ。
内科や外科の医師なら、ある程度、その患者の痛みを想像することは可能だが、精神科医には、それはできない。
また、育ってきた環境や、今の生活環境、家族との軋轢など、知るよしもなく、ほとんどの医師が、それを患者に尋ねることもない。
ただ、診察した時点で、認められる症状を緩和するために、投薬すること、それのみである。

カウンセラーなら、悩みを打ち明けられるかというと、それもまた、なかなか難しい。
某私立大学付属病院の心療科で、カウンセリングを受けたこともあるが、立派な大学で心理学を修めたであろう、とても人生経験豊富とは言いがたい若いきれいな女性のカウンセラーと相対し、一体何を理解してもらえるというのであろう。
半世紀、人生の苦難と闘い、疲れ果てた、このオバサンの何を理解してもらえるのだろう。

そして、何よりも患者を孤独にさせるのは、その家族の無理解である。
発病しても、まず、病だと信じてもらうまでに、数年間を要することも、多々あると思われる。
さらに、原因が、その家庭自体に他ならない場合、家は、もはや安寧の地ではなくなっている。

最後に、患者自身が、執拗なまでに、自らを責め、卑下し、自虐し、いよいよ、底なしの孤独へと追い込んでしまうのだ。

今から振り返れば、あの大量の抗鬱剤は、何種類もの安定剤は、眠剤は、本当に必要だったのだろうか?

会いたくない人には会わず、聞きたくない言葉は聞かず、できないことは無理にせず、静かな環境と、無条件に受け入れてくれる誰かがいれば、症状は、自ずと改善されるのではなかろうか?

そういう治療を考えてくれる医師、もしくは医療機関の皆無であることが、嘆かわしい。
いや、薬を大量に処方しなければ、立ち行かない今の医療のあり方そのものが、もはや、殺人にも匹敵する罪だと言う他はない。

今、目の前に、「私は、精神疾患かもしれない」と言う人がいたら、「安易に抗鬱剤を飲まないで!」と、「最低限の投薬で、治療にあたってくれる医療機関を探してください」と、声を大にして訴えるだろう。
これを、飲み始めた時点で、病と薬という2つの敵と闘うはめになるのだから・・・



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断薬


 3錠飲んでいた抗鬱剤ジェイゾロフトを、徐々に減らし、ついに7月4日から、完全に断つことができた。

14年前、発病し、以来1日たりとも、抗鬱剤を飲まない日はなかった。
長年、パキシルのお世話になり、その半端ない副作用の苦しみも、散々味わってきた。
45kgだった体重は、あっという間に、74kgまで増えた。
便秘、胃腸障害、膀胱炎・・・などなど、繰り返し、何度救急外来へ駆け込んだことだろう。
もはや、何が病気の症状で、何が副作用なのか、判別さえできない。

病院を変わること、5回。
やっと、副作用を肯定してくれる今の医師に出会い、3年程前に、パキシルからジェイゾロフトに変えてもらった。
変えてから、1ヶ月で、体重は、10kg落ちた。

発病時、パキシルを上限の4錠、処方され、3錠までは減らせたのだが、長年服用してきた結果、減薬の際、ひどい離脱症状を起こすことになった。
ジェイゾロフトに変えてからも、状態が少し良くなる度に、減薬を試みたが、あまりにも苦しい離脱症状によって、また元の量に戻さざるを得ないということの繰り返しだった。
が、ここへきて、どういう変化が起きたのか、2ヶ月程で、3錠のジェイゾロフトを断薬することに成功した。

しかし、以前よりは軽いとはいえ、離脱症状は、やはりある。
それを、安定剤2種類で、なんとかしのいでいる。
また、神経性の胃腸障害には、半夏瀉心湯を服用している。

死ぬまで、飲み続けなければならないという諦めと覚悟を固めていたのだが、抗鬱剤なしで生活するという夢のような状況に、今はある。

さて、いつになったら、この薬の成分が、完全に私の体内から、消えてくれるのだろうか?
半年?1年?・・・まったく予想できない。
私の闘いは、まだまだ、終わらない。

快感!!!



今、私は、やりたいことを、すべてやっている。

夫や仲間たちと、カラオケを楽しんでいる。

短歌の先生をしている。

油絵を描いている。

アクセサリーを手作りしている。

ミシンがないので、手縫いで、服を作っている。

庭をハーブガーデンにしている。

そのハーブたちを使って、化粧水やハーブティーを作っている。

大好きな東京へ、3度、一人旅をした。

エレカシと斉藤和義のライブに行った。

ずっと飼いたかったオスの黒猫を飼っている。

私の絵や短歌を、理解し賞賛してくれる人に出会えた。

いつでも、どこでも、誰にでも、本音で話している。

自分自身を晒け出している。

私は、やっと、私になれた。

快感!!!




Diary




I went to hair salon at afternoon.
My hair became clean and nice dark brown.
I ate Unagidon in near Japanese restaurant .
After it, I bought some foods.
I came back to home at p.m.7.
I am very tired.
Now, I want to sleep.



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プロフィール

昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
などと闘ってきました。


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