夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-08

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自由の天地


病院へ向かう電車の中で、私は思った。

もう、誰からも、命令される事などないんだと・・・

親は、私から奪うばかりで、何も与えてくれなかった。

愛情も、励ましも、慰めも、共感も・・・

ただただ、要求するばかり。

そして、その全ての要求に答えてさえ、当然という態度だった。

ギブ&テイク、ならぬ、ギブ・ギブ・ギブ!

共依存だと思っていたが、そうではないと気付いた。

親の方が、一方的に、私に依存していたのだ。

私は、何ひとつ、頼る事など、許されなかった。

跡取りとして、婿をもらい、同居している娘を、居候呼ばわりし、

家事、雑事、両親の仕事の手伝い、母の運転手、妹の世話・・・

それら全てを、やって当たり前と、思われていた。

私から、何かを要求する事も、相談する事もできはしなかった。

その上、私のすべてを、私の夫さえも、束縛し、

思い通りに、行動させようと、ひどく高圧的だった。

それが叶わなければ、独断的な叱責が待っていた。

親にも、夫にも、心の内を見せられないまま、

結局、自分で自分を護る以外になかったのだ。

私は、とうの昔に、親には愛想を尽かせていたのだ。

それを、明確にしたくなかっただけだ。

それを認めれば、跡には、絶望しか残らない。

ただ、夫と子供たちのために、

なんとか、家庭内が、丸く治まるよう、始終、頭を絞っていた。

母が、私への執着を失くした今、

初めて、本物の自由を味わう事ができる。

どこへ行こうと、何をしようと、責める者はもういない。

夫さえ、了解してくれれば、何でもできる。

普通の人が、普通にやっている事をするというのは、

私にとっては、普通ではない。

眩しい程に輝く自由の天地である。

つくづく、認知症になってくれた母に、感謝の念を禁じ得ない。



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コメント

1 ■いや

貴女自身が、子育てに成功し、旦那さんとの関係修復に成功し、妹さんとの関係修復にも成功した結果ですよ。自分の位置を明確に出来た点が大きいと思いますね。そういう意味では、やはり、苦しい青春時代を過ごし自立へ向けて親殺しの作業が必要だと思いますね。私の場合には、自分が世界の何処にいて、人類史の何処にいるのか?っていう疑問がまずありました。その疑問に答えてくれたのがマルクスとエンゲルスでした。これは自分の親には出来ない芸当で、むしろ、彼らこそ世俗的で私には邪魔でしたから、親殺しが容易でした(笑)。

2 ■パニックは

何を訴えていたんでしょう?

本質は現象する、というのが、哲学上の真理です。だから、現象であるパニック障害は、本質である心の中の何かが現れているはずです。

依然私が推論したように、その本質が、母親に対する求愛であったなら、母親が認知症になり、貴女の前から居なくなったことは、パニック障害を重くするはずです。

ところが、そうではなかった。ということは、本質は、反抗ないし自立であった、ということになります。

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昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
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