夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-10

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勲章


津波のように、甦って来る記憶。

そのどれをとっても、

身震いする程の恐怖を伴う。

今しか言えない。

今なら、聞いてくれる。

不安、驚愕、怒り、落胆、傷心、絶望・・・

抗(あらが)うことへの無力感・・・

立ちはだかる壁に向かって、

それでも、真剣に対峙してきた。

全力を振り絞り、訴え続けてきた。

それらは、悉く一蹴され、

もしくは、矛盾を突かれたことへの報復・・・

私は、気違い呼ばわりされ、

必死の嘆願は、非常識として、片付けられた。

何度となく、仕事場を、離れ、

車の中で、泣き叫んだものか・・・

それらのひとつひとつを、

夫は、覚えてなどいないだろう。

止めどなく溢れ出てやまない膿を、

すべて吐き出したかった。

堰を切って、降りかかる恨み辛みの膨大さに、

夫は、いささか、うんざりしてきたようだ。

あなたが、私に、してきたことに、

目を背けないで欲しい。

受け止め、その身を省みて欲しい。

夫だけが、悪いとは思っていない。

私にも、反省すべき点は、多々ある。

しかし、口汚く、罵った言葉の数々は、

人として在るべき姿ではない。

子供の養育に関しても、

その都度、私を責め、見下すばかりで、

自分は、何もしてくれなかったじゃないの。

非難するだけなら、誰でもできる。

私は、子供にだけは、見せたくなかった。

大人同士の醜い争いなど・・・

だから、夫や母の悪口も、愚痴も、苦悩も、

すべて呑み込んで、胸の奥に押し込んできた。

子供には、一切、悟られないよう務めてきた。

「今、子供たちに、何か不満がある?」

「いや・・・ない。」

「そう・・・私は、子供だけは、護りたかった。

そして、護り貫いた。

あの子たちは、私が育てた。

私にとって、唯一の誇りよ。」

「そうか・・・そうだな。

立派に育ててくれたんだな。」

そう・・・そうなのよ。

子供の為にだけ、耐えてきた。

私の子供時代のような、

辛い思いはさせたくなかった。

何にも勝る宝物であり、

私にとっての勲章だと思っている。



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1 ■愛と哀しみの果て

こういう映画があります。

名優メリル・ストリープとロバート・レッドフォードが主演しています。アフリカ・ケニアの大地を舞台にした壮大なドラマで、実話に基づいています。

メリルは、イギリス生れなのですが、上流階級のせせこましい生活に満足出来ず、知り合った伯爵と結婚して、アフリカ・ケニアに移住し、メリルの持参金で二人で牧場を経営しようとしますが、相手の男性はメリルに無断でコーヒー園を作り、そのまま去ります。仕方なくその後を継いで、メリルは、原住民を雇ってコーヒー園を経営します。ところが、ある日、ライオンに危うく襲われそうになったところを、ロバートに助けられ、懇意になります。二人は、結婚するのですが、ロバートは、前の夫と同様、旅に出たいと言い出します。メリルは、それは困る。家にいて欲しいと言います。それが結婚という意味だと彼女は主張するわけです。ロバートは、その翌朝家を出てしまいます。その後、ロバートは、放浪の地で死にます。

2 ■続き

ここで、作者や監督が問題としている主題は何でしょうか?

私は、メリルが間違っていると思うのです。結婚という形式を取ったことで、相手を拘束しようとするから、相手は逃げようとする。お互い、自由にしていれば、離れる必要はなかった。恐らく二人は子供を作らなかっただろうと思います。メリルは欲しがったでしょうが、ロバートは、子供に拘束されるのは真っ平だったでしょう。そして、結婚という形式にとらわれることさえなければ、二人は、生涯、愛し合うことが出来たはずです。

3 ■続き

この映画では、メリルは一人の人間として、男性のごとくコーヒー園を切り盛りして自立していますが、精神的には自立していないのです。それに対して、ロバートは、経済的にも精神的にも完全に自立していて、女性を愛することは出来るが、結婚という形式に拘ることはなく、それに拘束されることもなく、そんなことよりも、自由に生きることを本来の生き方として疑わない。

ここに、二人の悲劇があるわけですし、監督は、この経済的には自立した二人が、精神的な自立の側面で見せる、古い体質と新しい体質とを対比させて、さて、観客の皆さんは、どうお考えですか?って問うているんだと思うんです。

さて、貴女は、この映画から、何を学ぶことが出来るでしょうか?そして、そもそも、この映画を観ようとする意味を見いだしうるでしょうか?

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昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
などと闘ってきました。


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