夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-08

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母親の正体見たり (17)


父は、病名を知らされぬまま、入院することになった。


会社の事は、私に頼むと言われた。


またもや、重責が圧し掛かってくるのか。


父から、おおよその引き継ぎを受け、


明日から入院というその日、


夫が、思いもかけず、父の会社を継ぐと言い出した。


夫の溶接業は、ほぼ順調だったが、ここに来て、


俄かに、仕事がなくなってしまったと言うのだ。


これぞまさしく、天の配剤。


父は、それを聞いて、安堵し、


もはや、父と夫との、確執も小休止の体となった。


私も、胸をなで下ろしたのだが、


そこからまた、事態は波瀾の様相を呈するのだった。


今まで、甘やかされてた従業員は、


夫の厳しい態度に不満を募らせ、


口汚く罵る者さえ現れ、夫を困らせた。


結局の所、次々に解雇を言い渡すはめになり、


中には、我が家まで押しかけて来て、


私に、解雇を取り下げてくれと迫る者もあった。


父の会社は、主に、某医療機器メーカーと、


伯父の会社から、仕事をもらっていた。


その医療機器メーカーからは、直接取引ではなく、


もう一つ別の会社(N社)が、介在していた。


父が入院すると、間もなく、N社の社長が訪れ、


「うちは、抜けるから、今後は、


メーカーと、直接取引してくれ。」


と、言ってきた。


そこで、新たに、メーカーと契約書を交わした。


その時、発覚したことだが、なんと、


N社は、父からの再三の値上げ要請に応じず、


多額の中間マージンを搾取していたのであった。


直接取引になってからは、経営状態も、


徐々に、改善されていったが、


なかなか、従業員には恵まれず、


またもや、私の手を借りようと、


夫は、やかましく催促してきたが、父の世話もあり、


家事、育児も大変だからと、断り続けていた。


時々でいいからと、夫は言うが、


一度、手伝いに行ったが最後、時々が毎日、


半日が一日にと増えていくことは、目に見えていた。


私は、ただ、家事と育児に専念したかった。


子どものそばに、いたかった。


他には、何一つ、望むことなど、ありはしないのだ。







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Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
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