夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-10

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母親の正体見たり (11)


本書にもあるように、


ボーダーの母親に育てられた娘は、


心身両面にわたる不具合に悩まされる。


私も、幼い頃から、不安、恐怖、絶望感、自己否定、


などの感情に、常に心を揺さぶられ、


体の機能や免疫力の低下、


更には、パニック障害や鬱状態の兆しが、


すでに、見え隠れしていた。


初めて、パニックの発作と思しき症状を見たのは、


小学6年生のテスト中の事だった。


いわゆる進学校と称される高校に進んだ後、


元来勉強嫌いな私は、途中から、


著しく成績が落ち、もはや、少々のことでは、


追いつかない程の落ちこぼれとなっていった。


元々、これという目標もなく、将来への希望も見えず、


ただ、水の流れに任せるようにして、進学したのだから、


勉学に励む理由さえも、見出せなかった。


そんな私に、母は、持ち前の執拗さで、


毎夜毎夜、数時間にも及ぶ、説教を繰り返した。


飽きることなく、繰り返される演説を、よもや、


断ち切ろうものなら、更なる重圧が押し寄せることは、


火を見るよりも、明らかだった。


私には、それを拒むことも、逃げることもできず、


ついに、私の神経は限界に来た。


帰宅拒否症とでも言うものであろうか、


下校の途中で、公園へ向かい、


そこのベンチに、何時間もただ座っていた。


日はとっぷりと暮れ、寒さが身に沁みて来た。


その頃、我が家では、私の大捜索が始まっていた。


母は、少しでも私の帰りが遅いと、


ありとあらゆる知人、友人、


果ては、部活の先輩、後輩にまで電話して、


安否を聞きまわるという悪癖があった。


そんな大捜査網の甲斐あって、


無事に私は保護され、問いただす母を尻眼に、


布団の中へと逃げ込んだのである。


翌朝、やかましく私を起こす母の声に、


さすがに父も、放って置いてやれと、とりなした。


父の出かけた後、横になっている私に、


「あんたのおかげで、お父さんに叱られた!」


と、わざわざ、留めの一発を刺しにくるのだ。


母の憎悪は、些細な事でも、一瞬にして、


膨張し、溢れ出し、私をめがけて、


ミサイルのように攻撃してくるのだった。





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テーマ:パニック障害(PD) - ジャンル:心と身体

コメント

1 ■いいですねー

説得力のある文章でいいですねー。

この素材、使えますね(笑)。

勉強嫌いの貴女がこれだけの力強い文章を書けるのです。

義務教育なんてなんてむしろ子供の成長を妨げているようなものですね(笑)。娘さんが登校拒否になるのも無理はありません。

文章化する作業は、私の経験から言っても、物凄い力になります。疲れますが、どんどん乱雑でもいいですから、書き続けてほしいです。

私自身は、中学3年の時、成績が優秀だっただけのことで学級委員長にさせられ、みんなの前で話さなければならない立場に追い込まれ、それで、フト気がついたのです。自分は、体系的に物事を考えたり話したりすることが出来ないのだ、と、ね。

それからは、もう、書きなぐりの連続で、ずっと大学卒業まで続きました。鉛筆をナイフで削って先端を鋭利にさせ、小さな文字で、どんどん書いていって、とにかく、誰彼となく手紙を書いて、一度に十枚も書いたことがあります。

そういう悪戦苦闘の結果、今の自分がいて、結果として、マルクスやヘーゲルや見田氏の論文等は除外して、大体の文章を読み理解し批判することが出来るようになりました。

私の場合には、日本語の持つ文法が自分の思考の体系化に役立つという直感がありました。その直感は当たっていました。

2 ■Re:いいですねー

>ヒョンさん

ありがとう

私の文章力は、おそらく読書好きのおかげでしょう。

発病以後、読めなくなりましたが、
この本だけは、食い入るように、読んでいます。

私の人生、あまりにも、面白い。
ドラマなんか、見る気も起きませんよ。

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昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
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