夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-10

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母の行く末


母の認知症は、いよいよ、深刻になってきた。


今、お世話になっている施設は、


小規模多機能型居住介護施設と呼ばれる物であるらしい。


本来、デイケアとショートステイのためのものである。


その規則の上限いっぱいまで、宿泊させてもらっているが、


どうやら、それも限界がきてしまったようだ。


施設の利用者が、増えているらしく、介護士さんの手が足りなくなっている。


母のように、体は至って元気そのもので、動き回る者はことに手がかかる。


その上、排泄の場所を間違えたり、外に出ようとして暴れたり、


トイレットペーパーやペーパータオルをポケットに溜め込み、


挙句に食べてしまったり・・・という奇行さえやらかすようになり、


介護の現場で、厄介者になってしまった。


先だって、担当の介護士さんと共に、2人の職員の方が来て、


今のままでは、もうこちらでお預かりするのは無理です、と告げた。


元々、特養かグループホームへ入居するまでということで、


置いてもらっているのだが、どこも満杯で、空きが回って来ない。


この際、一度、精神病院で診察を受け、投薬治療を受け、


症状が落ち着いてから、それなりの施設へ移って欲しい、と言う。


つまり、精神病院へ入院してくれ、と言うのだ。


近くに、古くからの精神病院がある。


昔は、まるで牢獄のようだと、遠目に見ていた建物も、


今は、改築、増築され、印象はかなり良くはなっているが、


精神病院という場所へ、母を連れて行くのには、抵抗があった。


とは言うものの、他に手立てはなく、あちらの言う通りにする他はない。


当日、夫と私とで、先に病院へ行き、これまでの経緯などを話した後、


追って、施設から母を連れて来てもらい、診察を受けた。


そこの医師は、環境を変えると、病状は悪くなりますよと、


念を押した上で、入院の予約を入れてくれた。


その後、夫と私は、認知症患者の病棟を見学したのだが、


思ったより、明るい雰囲気で、介護施設とさほど違わないのが救いだった。


まあ、仕方あるまい。


隔週土曜日の夜だけ、母が帰宅することさえ、私にはひどく重荷である。


私がこんな病気でなければ、


もう少し長く、家に居させてあげられたかもしれない。


まあ、母も、ある意味、因果応報ではあるのだ。


私は、もう、考える事さえ、おっくうになってしまった。


だんだんと、怠惰になっていく一方である。


この脳味噌は、かなり疲弊しているようだ。


50年の長きに渡り、一瞬たりとも、緩めることのできなかった神経は、


一切の刺激を拒否し続けている。


母のことを考えただけで、頭がヒクヒクとけいれんしてしまう。


精神病院でも、どこでもいい。


母を受け入れてくれる所なら、文句はない。


妹にも、その旨、報告しておいた。


母を哀れに思う気持ちはあるが、それ以上に、


私は自分の健康を取り戻したいという思いのほうが強い。


母の顔を、もう見たくない・・・それが、本音だ。


どんなに笑顔の母を見ても、それは仮面のようにしか思えないのだ。


私を叱り、なじり、責め、あざけり、追い詰めた鬼のような母の顔が、


脳裏に張り付いて消えることはない。


いつ、あの顔に豹変するかという恐れが、いまだに私を脅かす。


お母さん、私、もうこれ以上、いい子にはなれない。


許してね。




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テーマ:パニック障害(PD) - ジャンル:心と身体

コメント

1 ■そうそう

壊れてしまった者より回復しようとしている者のほうが大事。母親に悪気は無かったにせよ貴女は背負いきれない運命を背負わされてしまった。おそらくお母さんは、個室に閉じ込められる運命になるでしょうが、これは、もう、彼女の人権問題などではなく、貴女の人権問題のほうが優先すると思う。病院というところは、精神病院だけでなく、患者には冷たい施設です。医者も看護士も介護士も忙しすぎて患者のことなど構っていられない。自分が生きるために病院という職場で働いているのであって、患者のために働いているのでは、おおくの大部分の医療従事者は、ない(笑)。

2 ■Re:そうそう

>ヒョンさん

確かに、そうですね。
私は、やっと、自分の人生を生きられる。

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Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
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