夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-08

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我が子への思い 3



そうやって、毎日娘の登校に付き合っている内に、肝が据わってきた。


娘に関わっている日々が、とても大切なもののように思えてきた。


このまま、卒業式まで、いっしょに通って行けばいいじゃないか。


そう思えた時、ふっと、心が軽くなった。


歌を歌ったり、道端の花を見たりしながら、


娘に対する愛おしさに、胸がいっぱいになっていくのを感じていた。




そして、5年生になった。


その始業式の日の朝のこと、


「みんなといっしょに、学校へ行く。」 と、言い出した。


えっ・・・!?


驚き、佇む私を横目に、


自ら、さっさと支度をして、登校班の集合場所へと向かったのだ。


その出来事は、今でも昨日の事のように、鮮やかに甦ってくる。





この手の中から、すり抜けて行った娘の後姿を、目で追いながら、


その残像を、いつまでも、茫然と見つめていた。


なんということだろう!


奇跡が起きたのか?


うれしいというより、ただただ、驚くばかり・・・


その日から、今までの事が嘘のように、娘は普通に登校するようになった。


私は、深い溜息を禁じ得なかった。


親は、無力だ。


だが、どんなに無駄に思えても、どんな努力でも、しなければならない。


愛情だけは、溢れる程、持っていた。


湧き上がる泉の如く、枯れることなどない。


ただただ、その愛情だけで、育ててきたのだ。


涙が流れ出てきたのは、ずいぶんと経ってからのことだった。




しかし、私の試練は、これで終わる訳ではなかったのだ。




< to be continued >




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テーマ:パニック障害(PD) - ジャンル:心と身体

コメント

1 ■暑いのに

ご苦労さま。

2 ■無題

親とすれば、無我夢中だったんでしょう? まだまだ難題が待っていたのね。う~ん、大変だったのね!!

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Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
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