夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2017-10

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我が子への思い 2


不登校、という言葉は、今でこそ当たり前に使われているが、


当時はまだ、極めて特別な事のように思われていた。


学校へ行けない子供=異端児、という単純な括り方をされ、


その親も、どこかに欠陥があるかの如く、取り沙汰されたものだった。


我が家の住人も、そんなステレオタイプの考えを持って、


私にその責任を追及するばかりだった。


子供の言う事に、一々耳を傾けていても、埒が明かない。


厳しく言い含め、何としても、学校へ行かせるべきだ。


普通の子供は、皆ちゃんと通っているのに、何故、そうさせられないのか。


親としての資質に問題があるんだ。


・・・と。


そんな当たり前の、建前だけの理論をいくら聞かされたところで、


解決の糸口にさえ、なりはしない。




何故、学校に通わなければならないのか?


エジソンの母は、問題児の我が子を、自宅で教育した。


黒柳徹子さんも、普通の学校では理解してもらえず、


お母さんは、あちこち探して、やっと自由な校風の学校をみつけた。


こういう事は、話としては、成る程素晴らしい事だ、などと言う癖に、


いざ、我が身に問題が降りかかってきたものなら、


たちどころに、世間体をはばかるばかりの、技量の貧しさを露呈するのだ。




私は、それまでの育児を振り返り、


娘の気持ちをなんとか汲み取れないものかと、苦悩していた。


家で教育するなどと、口に出そうものなら、


家族中から、総攻撃を受けることは、火を見るよりも、明らかだ。


学校がいやなら、行かなくてもいいと、思ってはいたが、


学力の問題は、解決が難しい。


小学校の勉強をすべて教えてやることも、困難だ。


仕方なく、娘が学校へ行ってくれる方法を、考えあぐねた。


強制することは、避けたかった。


そこで、とにかく、朝起こし、食事をさせ、下の子を保育園に連れて行き、


その後、娘との我慢比べが始まった。


何も言わず、じっと、待つのだ。


娘は、学校へは行かなければならないものだ、という事は認識している。


いやいやでも、着替えを始めるまで、じっと待つのだ。


9時、10時、11時・・・・・


給食の時間までに、間に合えば、それでいいという気持ちだった。


しぶしぶ、着替えたなら、時間割を見て、いっしょに用意をし、


ゆるゆると二人で歩いて、毎日連れて行った。


のどかな土手の道、田んぼの中を通って、30分程かかる。


私は、もう決して急かすことはしなかった。


学校に着くと、友達が迎えてくれ、先生も笑顔で受け入れてくれた。


そんな事を、4年生まで続けたのだった。


いやいや歩く娘が、本当に可哀想だった。


それは、即ち、私自身への痛みでもあった。



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テーマ:パニック障害(PD) - ジャンル:心と身体

コメント

1 ■娘さんが

一番苦しかったでしょうね。二番目に貴女が(笑)。娘さんは貴女の立場が分かりますからね。だからこそ、いやいやでも学校に行ったが、貴女の気持は分かっていたから、拒否することまでは出来た。私は保育園には行ってもらわないと困りましたから、行かせましたが、学校は義務のないことは分かっていましたから、行かなくてもいいと宣言しておきました。そしたら退屈しましてね(笑)。保育園時代は嫌でも行かされたが、保育園では楽しく遊んでいましたからね。そういう経験があるから一人で家にいることは詰まらないことは分かっているわけで。だから、彼は、学校へ遊びに行っていたのです(笑)。九九も出来ずに大学へ行ってどうしたんでしょうね(笑)。

2 ■無題

私自身も小学校の低学年のころは不登校児でしたので、親泣かせでした!

3 ■Re:娘さんが

>ヒョンさん

勉強したければ、放っておいても、するもんよね~
うちの子も、学校は行かなくても、くもんへは、行ってたし~

4 ■Re:無題

>さらさん

あははは・・・

いっしょ、いっしょ~~~

仲間~~~ヾ(@^▽^@)ノ

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Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
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