夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2009-02

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無条件の愛


なぜ、私は、両親に抱きしめられた記憶がないのか・・・?


11歳下の妹は、いつも、父に抱かれていた。


父に、まとわりついては、甘えていた。


父は、さも嬉しそうに、それを許していた。


私は、いつも、傍観者でしかなかった。


それが、いかに残酷な事か・・・


当時の私は、気付きもしなかった。


今になって、しみじみと、それを感じている。


過去を振り返る時、


親との、結び付きの儚(はかな)さを、思わずにはいられない。


抱き締められた感触も、温かい愛情も、


記憶の中から、見い出すことはできない。


そんな自分自身を、可哀想だと思う他はない。


それは、私の胸を、押し潰すほどの感情である。


あまりにも、哀しく、切ない。


私が、半世紀を費やしてまで、手に入れたかったものは、


無条件の愛、ただ、それだけだったのに・・・


報われぬまま、親との絆は、切れてしまった。


今の私は、幸せだと思う。


夫は、真の父親の如く、無条件に愛してくれている。


私を護り、気遣い、包み込んでくれる。


伯母は、まるで、母親のように、理解してくれている。


今までの、私の苦労を、心から労(ねぎら)ってくれる。


二人の子供とも、理解し合えていると思う。


何よりも、私は、無条件に子供を愛していられる。


しかし、時折、心の中を、吹き抜けて行く寂寥感は、


いつまで経っても、拭い去る事はできない。


無条件の愛・・・


子供が、そこに存在してくれるという、


ただ、それだけで、愛おしく思わずにいられない。


そういう気持ちを持つ事は、それ程、難しい事だろうか?


子供を持つ人達に、聞いてみたい。


子供が、誕生した瞬間から、


それは、当たり前に存在する感情ではないのだろうか?


それとも、そう思うのは、私だけなのだろうか?



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充電不足


すべての束縛から、放たれた今、やりたい事は、山程ある。

しかし、体も、気力も、それに伴わない。

使い過ぎた脳みそは、擦り切れ、情報をインプットしても、

受け付けない。

思考能力は、低下したまま、眠っているかのようだ。

気力を取り戻せなければ、行動へと伝達されない。

慢性化した疲労感を、拭い去れないまま、

時々、これならやれそうだと思う事を、やってみる。

「やらなければ!」などと、思った瞬間に、

全く、その事には、手がつけられなくなってしまう。

私を包む空気は、一気に圧力を下げ、

まるで、無重力空間であるかのようだ。

溜まりに溜まった疲れを感情を、そこへ放出している。


私が、長年、求め続けてきたものは、自らの尊厳である。

歪んだ愛情など、欲しくない。

理不尽な要求は、拒絶したい。

白を黒と、捻じ曲げて、罪人に仕立て上げられるのも、

御免被りたい。

何をするかを決めるのも、何もしないでいるのも、自由だ。

眠くなれば、寝る。

絵を描きたければ、描く。

出かけたければ、外出する。

家事をしたくなれば、するだろう。


バッテリーは、まだまだ、充電不足のようだ。

エンジンの掛かりが、ひどく悪い。

これ程までに、自身を制御できなくなるとは、

思いもよらなかった。

気長に待ってやるしかないのだろう。

この、私の、魂の発動を・・・



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自由の天地


病院へ向かう電車の中で、私は思った。

もう、誰からも、命令される事などないんだと・・・

親は、私から奪うばかりで、何も与えてくれなかった。

愛情も、励ましも、慰めも、共感も・・・

ただただ、要求するばかり。

そして、その全ての要求に答えてさえ、当然という態度だった。

ギブ&テイク、ならぬ、ギブ・ギブ・ギブ!

共依存だと思っていたが、そうではないと気付いた。

親の方が、一方的に、私に依存していたのだ。

私は、何ひとつ、頼る事など、許されなかった。

跡取りとして、婿をもらい、同居している娘を、居候呼ばわりし、

家事、雑事、両親の仕事の手伝い、母の運転手、妹の世話・・・

それら全てを、やって当たり前と、思われていた。

私から、何かを要求する事も、相談する事もできはしなかった。

その上、私のすべてを、私の夫さえも、束縛し、

思い通りに、行動させようと、ひどく高圧的だった。

それが叶わなければ、独断的な叱責が待っていた。

親にも、夫にも、心の内を見せられないまま、

結局、自分で自分を護る以外になかったのだ。

私は、とうの昔に、親には愛想を尽かせていたのだ。

それを、明確にしたくなかっただけだ。

それを認めれば、跡には、絶望しか残らない。

ただ、夫と子供たちのために、

なんとか、家庭内が、丸く治まるよう、始終、頭を絞っていた。

母が、私への執着を失くした今、

初めて、本物の自由を味わう事ができる。

どこへ行こうと、何をしようと、責める者はもういない。

夫さえ、了解してくれれば、何でもできる。

普通の人が、普通にやっている事をするというのは、

私にとっては、普通ではない。

眩しい程に輝く自由の天地である。

つくづく、認知症になってくれた母に、感謝の念を禁じ得ない。



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前進


1月30日(金) 11:00に、病院の予約をしていた。


前回、往きのバスで、体調を崩し、

結局、タクシーで、病院まで、往復する事になった・・・

家を出る前から、すでに予期不安に襲われていたが、

その記憶が、バス停で待つ私に、不安感を増幅させる。

予め、こういう場合の安定剤を飲んで来たものの、

不安は、次第に、恐怖へと移っていく。

折からの雨が、凍りつく程、体に刺さる。

ガタガタと、震えている。

バスは、出たばかりなのか、一向に姿が見えない。

胸の鼓動は、早鐘のように、打ち続け、

今にも、眩暈で、倒れてしまいそうだ。


ああ・・・もう、夫に電話しようか・・・?

今日は、乗せて行ってもらおうか・・・?

そうすれば、どんなに、楽だろう。


いや、待てよ・・・

震えているのは、寒いから・・・

動悸は、不安のせい・・・

ここで、倒れてしまう事など、皆無だし、

この病気で、死んでしまう事も、有り得ない。

取り敢えず、バスに乗ってみよう。

私は、大丈夫!

自律神経の魔法に掛けられているだけなんだから・・・


バスの中は、いつも暑い。

コートを脱いでも、まだ暑い。

遠くの景色を、眺めながら、

20分程のバスの旅を、なんとか、やり過ごした。


岡山駅のベンチで、熱いココアを飲み、

歩き出せるまで、じっと待った。

薬が効いてきたのか、少し眠気を感じる。


ゆるゆると、ホームへと降りてみた。

曇り空の下に、何本もの線路が、カーブを描いている。

煙草を燻らせながら、遠く線路の行方を見ていた。

間もなく、下り列車が滑り込み、私は乗った。

電車は、バスより、乗り心地がずっといい。

この調子なら、イケそうだ。


11:15・・・心療科の待合い室に、辿り着いた。

ここまで来た経緯を伝えると、主治医は、

「よく、断念せず、来られましたね。

普通は、あきらめてしまうものですが、

そうすると、また病状が悪化するんです。

今日、こうして来られたという事は、

かなり回復に向かっているという事です。」

と、褒めてくれた。


結局、自力で、病院まで往復できたのだ。

普通の人には、何でもない事だが、

私にとっては、大いなる飛躍である。

手放しで、自分を褒めてあげよう。


親からは、褒めてもらえなかった私だが、

そんな事は、もうどうでもいい。

これからは、自分で、自分を、

褒め、また、叱り・・・

自身の意思によって、生きていけばいいのだ。


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プロフィール

昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
などと闘ってきました。


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