夢の欠片ーパニック障害な私ー

パニック障害と不安障害を抱え、 なんとか生きている私の日常。

2007-07

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入院 2







仙骨骨折のため、





ベッドに磔(はりつけ)1ヶ月の宣告を受け、





私は、ひたすら横たわる人となった。





寝返りも打てず、上体を起こすのも、





30度まで、中身も見えぬまま食事をし、





もちろん排泄もベッドの上である。





カーテンで仕切られた狭い空間に、





時折、看護士さんが、検温、





血圧測定にやってくる。





排泄の介助には、介護士さんも来てくれる。





担当医が、様子を見に来る。





それ以外には、何もない。





母の愚痴を、延々と聞かされることもない。





何の前触れもなく、





夫が私のカテゴリーに侵入し、





一言文句を言ったりすることもない。





その上、愛する息子が、しばしば、





私の好物など、持って来てくれる。





ああ~~~~~~





何という精神の自由・・・





何という心の平安・・・





私は、眠った。





いくらでも、眠れる。





夢の中ですら、





私を脅(おびや)かすものは、皆無だ。





それは、生まれて初めて、





私に与えられた真の休息だった。










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入院






他に空きがなかったらしく、私は、その夜、





一日一万円也の個室に、寝かされた。





「大部屋のベッドが、空き次第、移っていた





 だきますから・・・」





ということらしい。





やれやれ・・・・





やっと、落ち着いた~





部屋には、母、夫、息子、妹夫婦。





「煙草でも、吸う?」





と、妹・・・





こりゃ、ありがたや・・・





では、では・・・





ぷはぁ~~~~





ん~~~~~~





はぁ~~~~





やっと、落ち着いたなぁ・・・





取りあえず、





命に危険はないということで、





家族は、それぞれ引き上げていった。





しかし、なあ~~~





こんなに痛くて、眠れるのかなあ?





まあ、痛み止めは飲んだものの・・・





あんまり効いてる気がしないし・・・





そこへ、キリリとした美人の、




看護士さんが入って来た。





入って来るなり、私の顔を、





キッと睨みつけ、開口一番、





「煙草、吸いましたねっ!!」





あらら~~~~~~





「病室は、禁煙ですっ!





 ここには、酸素とか、いろいろ、





 引火する可能性のあるものが、





 置いてあるんですから、





 万が一、何かあったら、





 あなた一人のことでは、済みません。





 これは、預からせていただきます。」





ひぇ~~~~~~~~~~~~~~





(ごめんなさい)





などと、言い返せもしない剣幕である。





「痛みがひどいようなら、





 座薬を入れますから、





 ナースコールを押してください。」





「・・・はい・・・」





消え入るような声で、





返事をするのが、やっとだった。





ああ~~ん、怖かったよーーーーー。





しかし、その恐怖が去らぬうちに、





激痛に耐えかね、ナースコールを、





握り締めていたのだった。










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衝撃 2




その日、私は、友人の車に、





乗せてもらっていた。





ランチでも・・・と、言いながら、





交差点を右折しようとした所へ、





対向車線から4トントラックが、





直進してきたのだった。





ほどなく、救急車とレスキュー隊が来た。





助手席のドアは、壊れて開かないので、





運転席側から、引っ張り出された。





おわ~~~~~~~~っ!!!





全身・・・是(これ)、激痛!!!





病院に着くと、





院長以下皆、蒼然としている。





真っ先に、瞳孔にライトを当てられた。





えっ・・・私、そんなに、ひどい状態?





酸素吸入、点滴、血圧測定器、





脈拍測定器などなど・・・





寄ってたかって、着けられた。





「意識、ありますか?」





「名前、言えますか?」





「はい・・・あの・・・夫を・・・





 夫に、連絡してください。





 あ・・・妹にも・・・





 認知症の母が・・・」





とか、言ってるうちに、





服を全部、切られた。





「脱げないから、切りますね。





 どうせ、血だらけだし・・・」





えーーーーーーーーっ!





私、血だらけなのっ!!





「体を浮かせてください。





 レントゲンの板、いれますから・・・」





う、浮かせろったって・・・・





ぎゃーーーーーーーーーーーーっ!





痛いーーーーーーーーーーーーっ!





「先生、CT、どこから、とりますか?」





CTも撮るのか・・・・





しばし・・・経って・・・





院長が、ほっとした顔で、現れた。





「骨盤の内側の仙骨の左側が、





 縦に割れてますね。





 それと、肋骨も、一本折れてます。」





ほー・・・





「普通、仙骨を骨折すると、





 大出血を起こして、出血多量で、





 死亡することが多いんですが、





 出血はありませんね。





 肋骨も、折れてはいますが、





 どこにも、刺さってませんでした。





 んーーーーーー、不幸中の幸いというか、





 九死に一生と言うべきか・・・





 まあ・・・幸運でしたねえ~~」





はぁ~~~~





そうだったの~~~





よかったぁ~





「手術の必要もないし、ま、じっとしてれば、





 自然に骨はつきますから・・・





 とりあえずは・・・膝の切り傷を縫って、





 擦り傷の手当てをしておきます。」





左半身は、相変わらず、激痛を放っているが、





とりあえず、命は、助かったらしい。





そうこうするうちに、夫が来た。





「ごめんね・・・





 こんなことになっちゃって・・・」





「あんた、なんか、悪いことした?」





「え?・・・ううん・・・」





「じゃあ、謝らなくてもいいだろう。」





・・・・・





「ああ・・・そうね・・・うん・・・」











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衝撃





凄まじい激突音と舞い上がる砂煙・・・





それは、どのくらいの時間だったのか。





助手席の窓に迫り来るトラックを見て、





とっさに、目を閉じた。





再び、静けさが戻るまで固く目を閉じていた。





最初に、目に入ってきたものは、





粉々になったフロントグラス・・・





助手席側の窓・・・





遥か前方には、





朧に霞む春の空が広がっている。





3月17日、正午。





「大丈夫?・・・大丈夫?」と、





右膝に友人の手が触れる。





我に返って、振り向こうとした瞬間、





体中に、激痛が走った。





「うん、大丈夫・・・」と、言おうとしても、





あまりの痛みに、声が出せない。





ジーンズのスカートに、





ぽたりと一滴、血が落ちた。





ああ・・・どこから、血が出てるの?





ん?・・・





なんか、匂う・・・





見れば、





フロントグラスとボンネットの隙間を、





微かに、白っぽい煙が這っている。





ええっ!!





何?・・・これ?





やだっ・・・もしかして・・・・爆発!?





あーーーーーーーーーーーーーーーーっ!





いやーーーーーーーーーーーーーーーっ!





誰かっ・・・助けてっ・・・早くっ・・・





その時・・、「大丈夫ですか?」





窓の外から、お巡りさんの声がした。












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昌子

Author:昌子
パニック障害と不安障害になって、
10年が過ぎました。
大量の薬、副作用、家庭環境、
精神的虐待、自虐的心理状態・・・
などと闘ってきました。


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